メインコンテンツに移動

新しいFloating Rate Gov. Bond

通りすがり

なんか新規タイプのアメリカ国債が準備されてるようですね。
WSJの記事 : U.S. to Offer Floating-Rate Notes Within a Year
(WSJの有料購読者で無い場合でもタイトルをググった時に出てくるリンクから記事本文が読めたり・・・します。どうなのこれ・・・笑)

で、話的には変動レート制のノート(国債)を新規に作りますよ〜っていうお話。
変動レートというとCPI-Uに連動しているTIPSやSavings I-Bondsが有名ですが、この新しいノートは何をindexとするんでしょうねえ?

I-BondsのFixed Rateに0.2%つけてみたり、超低金利状態の今に新規のvariable rate notesを作る動きを見せたり(普通は高金利状態で作ってこそ将来の金利低下が見込めてFixedよりも発行側は旨みがある)、なんか変ですよねぇ。
これが一般企業だったら「絵に書いた餅で投資家釣って計画破産(計画的default)する気まんまんにしか見えない」ダメ企業なのですが。

いずれにしても微妙に食指はわかない。

Nobu 2013/11/09(土) - 00:06

どんなインデックスを採用するか、興味ありますね。公式に発表されるまで詳細は分からないのでしょうが、国債はそもそも、他の様々な利率の元になっていますよね(例えば長期国債の利率から住宅ローン利率が決まったり)。変動利率の国債ができて、その元が何らかの金融商品に関係する利率だとすると、国債の地位が揺らぐような気もしますが、どうなんでしょうね。I-BondやTIPSはCPI-Uが元だから、一応、市場の統計データという形ですが、それ以外にうまい変動レートって何かありますかね。失業率とか?(笑)

ポピー 2013/11/09(土) - 02:07

Term Sheetはもう出てますよ。満期2年で、金利は13 Week Treasury Bill Auction Rateにリンクさせるようです。

http://www.treasurydirect.gov/instit/statreg/auctreg/FRNTermSheet.pdf

Money Marketで取引されるShort-Duration Asset一般が不足気味で(リーマンショックの余韻かな)、国債の堅実さ+利子リスク回避機能を兼ね備えた短期債券ができれば便利なのに、という金融業界の声があったみたいですね。

通りすがり 2013/11/10(日) - 15:24

なるほど、Term Sheet読みました。しかし、そうなると13w T-billの存在価値が薄れるような気が。。。。うーんよくわかってないのかな(笑

コメントを追加

認証
半角の数字で画像に表示された番号を入力してください。