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Roth IRA or Traditional IRA

Yuki(ゲスト)

こんにちは。素晴らしいサイトで、いつも勉強させていただいております。

リタイアメントプランにつき、Traditional IRA から RothIRA にコンバートするか否か、そしてそのタイミングはいつか、について皆様のご意見を頂戴したく書き込みました。

昨年、RothIRAにMAX入れたのですが、年収制限にひっかかってしまい、全額をrecharacterizeしました。その後、RothIRAにコンバートしようと思っていたのですが、本当にコンバートするのがお得か否か疑問がわいてきました。

貴サイトの解説を読むと、FI的には将来の収入が高くなっているはずなのでRothIRAがお得と読んだのですが、私どもは今以上に夫婦の収入が増えることは考えられず、むしろ私が仕事を辞めた場合には収入が激減することが見込まれます。その後仕事に復帰することも考えられますが、復帰したとしても今以上の収入になるとは思えません。

上記を考慮した場合、①世帯収入が減った時点で税率が低くなることを期待し、今はコンバートせず、私が仕事を辞めた時点でROTHに移すか、それとも②キャピタルゲインがたいしたことない今のうちにROTHに移すか、それとも③そのままTraditionalにおいておいて、リタイア時に税率が下がっていることを祈る、という選択肢になるでしょうか。

皆様はどのように考えていらっしゃいますか?

jinmei 2014/09/21(日) - 00:45

今ひとつ前提条件がはっきりしないのですが、昨年Roth IRAに入れた拠出額+運用益がrecharacterizeの結果traditional IRAに入っている状態で、それをまたRoth IRAにconvertすべきかどうかということでしょうか?

  1. traditional IRAに他の資産が入っているのか、recharacterizeした分だけか。前者ならtax deferredな分があるか
  2. recharacterizeした分の現在の運用益はどの程度か
  3. 仮にいまconvertしたとするとその税率はいくらか
  4. (リタイアして)そのIRAから引き出すまでにどのくらいの年数を見込んでいるか

といった条件によって変わると思いますが、仮に1番が後者で、運用益がS&P500の昨年初からの現在までの上昇分(37.5%, $5500のIRA max拠出額に対して$2062.50)程度、税率がRothの拠出制限にぎりぎり引っかかる程度ということで28%(つまりfederal tax $577.50 + 場合によってstate taxなど)、リタイアまでたとえば10年以上ある、という条件なら、私なら($577.50+αの税金を払う余力がある限り)迷わずconvertすると思います。

$577.50の現金はRothに拠出しようと思うくらいの人なら捻出できない額ではないと思いますし、これでブラケットが変わるほどの額でもないでしょうし、一方で今後の見込みについて自分でコントロールできそうな要素といえば退職を決意しているとしてその時期くらいだからです。資産の価格はもちろん自分では制御できませんから、その点で何年待てばconvertに都合のいい時期になるかはわかりませんし(しかも一般的に長期で見れば資産価格は上がっていくでしょうから、確率的には待つほど不利でしょう)、給料も自分で決められる要素ではないですから予想に反して上がるかもしれませんし(それ自体はよいイベントですが)、もちろんリタイア時(がよほど近いのでなければ)の税制とその時点での自分の税率がいくらかというのは完全に不明でしょう。上記仮定のような条件であるなら、いま現在convertした場合に負担するコストと先送りした場合の不確定要素の度合いの比較からして明らかに早期のconvertを選ぶ状況に思えます。

前提が上記の想定と大幅に異なるとすれば、もちろん考え方も変わってくると思いますし、その場合は人によっても意見がわかれそうです。

ポピー 2014/09/21(日) - 12:56

Yukiさん、こんにちは。

そのRe-Characterizeした後のIRAは、所得控除(Tax/Income Deduction)に使えるものなのでしょうか?

所得控除(Deduction)に使えるかどうかは、 Yukiさんもしくは配偶者の方が職場のRetirement Planに入ってらっしゃるかどうか、また世帯所得等で決まってくるので、お話だけでは判断できませんでした。

http://www.irs.gov/Retirement-Plans/IRA-Deduction-Limits

ケース1:所得控除に使える場合

この場合、Yukiさんが考えてらっしゃるように、世帯所得が減って、所得税ブラケットが下がるまでRoth Conversionを待つ意味もあると思います。

働き盛りで、所得税率が人生上ピークしている場合は、所得控除をできるだけ駆使したい所です。

唯一のリスクは将来の政策・法律が変わる可能性です。現在はRoth Conversionの所得制限が無くなっていますが、これがそのまま続くかどうかは分かりません。(数年前まではMarried Filing Jointlyで100Kほどの所得制限があった)

ケース2:所得控除に使えない場合

この場合は、IRAに入れたのはAfter Taxの所得なので、所得ブラケットが変わるのを待つ意味は無く、早めにRoth Conversionしてしまう方が、後々お得になる可能性が高いです。

Yuki(ゲスト) 2014/09/23(火) - 00:31

Jinmeiさん、ポピーさん、お返事ありがとうございました!

状況はJinmeiさんに書いていただいたとおりで、所得控除にも使えません(と思います)。
早速ROTHにコンバートします!

大変助かりました。
ありがとうございました。

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