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Capital gain tax - 住宅購入の頭金

Beny(ゲスト)

こんにちは。いつもこちらで勉強させていただいております。

さて、今回はCapital Gain tax と住宅ローンの節税 にともなう質問をさせてください。

質問1:
このたびCO-OPを購入、頭金としてETFとMutual Fundを売り、その際$15,000ほどのCapital Gainがありました。
2015年のTax額をH&R BlockのTax Calculatorでざっくり計算してみたところ、$2,000ほど追加分がありそうです。
以前の掲示板のトピックで「予定納税ではなくW-4で追加額を調整したほうがよい」という意見があったので
W-4を更新し、残りの半年で 月$350づつ追加で払っていこうかと思っています。
この方法で問題ないか、どなたかにアドバイスいただけると幸甚です。

質問2:
直近の掲示板のトピックで、NOBUさんのご意見で「控除できるのが住宅ローンの利息と地方税くらいしかなければ、標準控除が得になる人がほとんどだと思います。」
というのを読んで、ちょっとショックを受けています(笑)。
住宅購入で大きなポイントになるのは金利分がTax控除できる、すなわち節税になるという理解だったので、
標準控除と大差ないなら なぜ、世間では節税、有利、と言われているのでしょうか?

アドバイスいただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします

Nobu 2015/05/16(土) - 21:43

金額自体に間違いがなければW-4で調整して追加で払えば(四半期ごとの予定納税をすることなく)期限内に払ったことになります。もしそれでも足りなかった時にどの時点で支払が遅れたことになるかは細かい規定が思い出せません。計算に間違いがないか確認して、もし変動する要素があるなら多めに払っておいたほうが無難かもしれません。州のCapital Gains Taxも計算しておくと良いかもしれません。

なぜ住宅ローン(の利息)が節税になると宣伝されているかというと、不動産業界の力だと思います。国を上げて自宅保有を推奨し、税法上もそれを有利にして、消費を促して経済を回しているということです(良い悪いではなく、住宅購入は国の経済の大きな部分を占めていますので)。税法のしくみが複雑で正しく理解している人が少ないというもの住宅購入=節税という思い込みが多い理由だと思います。ローンの返済額ではなく利息部分のみが控除の対象となり、他の控除と合わせて標準控除を越えなければ意味がなく、さらに節税効果は標準控除を超えた金額x税率だけ、というのが分かりにくいのです。

「控除できるのが住宅ローンの利息と地方税くらいしかなければ、標準控除が得になる人がほとんどだと思います。」と書いたのはちょっと極端すぎたかもしれませんが(ローン金額が大きく、固定資産税が高い地域であれば、標準控除以上になるでしょうし)、住宅ローン利息の控除は宣伝されているほど効果はないと私個人は思っています。もちろん、個々人によって状況が違うと思うので、細かい部分は控除額をちゃんと計算して、標準控除を超える金額を確認されることをお勧めします。

Beny(ゲスト) 2015/05/17(日) - 20:59

NOBUさん、アドバイスありがとうございました。 なるほど、StateのCapital Gain Taxもありましたね。 多めに払っても、Tax Returnで戻ってくるわけですし、そのほうが安心ですね。

住宅ローンと節税の説明も、わかりやすくて大変勉強になりました。まあ、レントで払っていれば元々節税もなにもないわけですし、節税額を期待しなくてもローン支払いに支障のない金額の家を選んだつもりなので、大丈夫だと思います。 何事もちゃんと自分で納得して巷で言われていることを鵜呑みにしないように、勉強しないとな、と思いました。今後も興味深いコラム、期待しています。

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