大学資金準備

その確定額によりますが、たとえば３０％とか５０％しか確定しないというのが税金の対策になると思います。１年おき毎に確定すると、課税税金が分散されて、有利になることがあるということ。また在学中も株を運用しているので、リターンが多くなる可能性がある。

ただし、今全額を確定してしまった方がよかった（高いときに確定）ということもあるので、自己責任で。売るときはむずかしいですよね。

いや、2017年のいつか、2018年のいつか、2019年のいつか、、、という意味でした。

税額の件は既に書かれている方がいるので、奨学金の観点から。

もし奨学金を狙う場合には、子供自身が資産を持っていると著しく不利です。
子供から親に贈与しておいた方が良いというケースもあります。
奨学金獲得の有無は、親の所得金額、同時に大学に在学する子の人数、親の資産などによっても
左右されます。大学にもよりますが親の資産の中では、一般金融資産、自宅不動産、退職金口座
の順にペナルティーが小さくなります。

株式売却自体も所得を押し上げるので、やはり奨学金獲得には不利です。奨学金獲得が重要な
場合、究極的には子供にローンを借りさせて大学に行かせ、卒業してから親から贈与して返済
するのがもっとも有利であると思います。もちろん支払い利息は考慮する必要がありますが。

もっともお子さんがお一人とのことなので、普通の所得がある場合には、よほどお金のある私大
に行かせる場合以外は関係ないかもしれません。州立は貧困家庭と、複数の子が同時に大学に
通っているケース以外ではあまり奨学金を出しません。