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投資で損したのにTaxははらうのでしょうか

ばんが(ゲスト)

VanguardのLifeStrategyを持っています。
18年1月1日の時点でバリューが$20395.89、18年12月31日の時点で$19394.85です。追加購入はしておらず去年は持ったまま放置でした。

しかしTax ReturnのためにTaxのドキュメントを見てみると1099INTが$0、1099DIVがTotal Ordinary dividends$548.36、Qualified dividends$236.35、Total Capital gain distr$234.65となっておりこのためにタックスを支払わなくてはいけなくなりました。
利益がある(収入がある)からTaxが発生すると思っていたのですが違うのでしょうか。
2018年の途中で一時期プラスになっていれば年間を通してマイナスでも税金はかかるのでしょうか?
素人なもので申し訳ありません。
お分かりの方がいたら教えて頂けたら嬉しいです。
よろしくお願いします。

そうです(ゲスト) 2019/03/04(月) - 08:39

そうです。

Vanguard LifeStrategy Moderate Growth Fund (VSMGX)ですと、過去10年のトータルリターンがas of 12/31/2018で8.17%となっていますが、これは全体で損をしたときもdividendsとCapital gainをすべて再投資し、税金を支払い前のリターンになっています。税金を考えた場合のリターンも明記されています。去年は税金を入れるとすべて再投資した場合さらに損をしていますが、それをしないと過去10年のトータルリターンはもっと低くなってしまいます。

ごくたまに、1年間のリターンがマイナスになっている年もありますが、トータルで考えると今後も過去10年のトータルリターンが平均として繰り返されると予想するならば、定期預金よりはずっと良いと考えます。

LifeStrategy は長期投資を前提にしているので、たまたま過去1年が悪かったからそこで止めるというのは、やってはいけないこととされます。長期短期にかかわらず、投資の基本としては、あがったときに売るのが基本です。

ばんが(ゲスト) 2019/03/04(月) - 19:58

そうですさん、コメントありがとうございます。
しかしやっぱりよくわからないのですが、私がこれを購入したのがおととし夏頃でで2万ドル分です。過去10年がプラスでも私は10年ももっていないので、マイナスなのです。そこで当初の質問に戻るのですが、マイナスでもタックスは払うのでしょうか?
それともタックスがかかるかどうかを判断する基準が過去10年のリターンに基づく?のですか?違うような気がするのですが。。
定期預金との比較や投資をやめるということは考えておらず、タックスの事で疑問があり投稿しました。

Nobu 2019/03/04(月) - 20:39

Mutual Fundの仕組みを理解しないと分かりにくいとは思いますが、全体として「損をしている」と単純に見ているのを、部分ごとに分けて考えると、少しは分かるかも知れません。

1.ファンドが投資している株や債券の価格
 ファンドの現在の価格(VSMGXなら1Share当たり$26.59とか)は、ファンドが保有している株や債券の価格の合計(の平均)みたいなものです。株や債券は毎日価格が変わるので、それが変わればファンドの価格も変わります。この価格が1年前に比べて低くなっていたら、「損」をしている状態になります。しかし、ファンドを売るまで損は確定しません。もし仮に去年の年末に売ってしまっていたら「損」の部分は税金が掛からず、以下に示す「利益」の部分と相殺されていたはずです。
 ファンドを売らなかったので「損」はしていますが、確定していないので税金の計算のしようもないということです。将来、ファンドを売ったときになって、そのときに「損」か「得」かは決まります。

2.ファンドの配当
 Dividendは実際にファンド保有者に支払われた「利益」です。そのため、その利益に対して課税されます。ばんがさんが分かりにくいと思っているのは、その「利益」として支払われた分もファンドに再投資されてしまって、どれが「利益」だったのかが分からなくなっているのでないでしょうか?VanguardとIRSはどれが「利益」だったか分かっているので、当然、そこに課税されるわけです。

3.ファンドのキャピタルゲイン
 ファンドが保有している株や債券を売った場合、ファンド自体が株を買ったときに対して値上がりしていたら、それも「利益」となり、これもまた課税対象です。キャピタルゲインは配当とは違う税率(普通は低い)なのですが、ポイントとしてはそれもファンド保有者に支払われ、その時点で課税されます。

全体としてみれば、既に払われた(つまり確定した)利益に対してはその年に課税され、また確定してない損(主にファンドそのものの価値)に対しては、課税あるいは損益の計上による税金の減額は先延ばしにされた状態と言えます。

現時点で本当に「損」をしている状態なら(これは単純に投資額マイナス現在価格ではありません)、その損益を抱えているので、その分、税金を減額するメリットも抱えたままということです。

この説明で少しでも理解の助けとなるとよいのですが。。。

ばんが(ゲスト) 2019/03/05(火) - 14:42

Nobuさん
なるほど!わかりました。とてもたすかりました。ありがとうございました!!

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