アメリカのＨＲ(給与関連）

具体的にどのような書類を提出された経験があるのか、どのような資産事情を想定しておられるのかがわからないので、はっきりしたことは申し上げかねますが、その会社の401kにいくら拠出しているかは、人事は当然知っています。また、会社によっては自家購入のためのローンの手助けをしてくれるところもありますが、そのような場合は貯蓄額を示す書類の提出を求められることもあるかと思います。夫婦の合算年収は、人事に提出するW-4（税金の天引き額を決める書類）からある程度想像できると思います。（どうしても知られるのが嫌な場合は、天引き額が低くなるようにW-4を設定し、差額を自分でestimate taxとして四半期ごとに払うこともできます。）

>各家庭の資産事情を提出書類から知るのでしょうか？または貯蓄額など知られることはありますか？

４０１Kのバランスは分かるでしょうが、貯金額や投資口座の額などは分からないはず。もし、HRが知っていたなら、「なぜ知っているのか」聞いてみたらどうでしょうか。

>夫婦の合算年収はわかるでしょうか？

個々の家庭の税金事情は色々なので、W4のAllowancesの数から夫婦の年収
を正確に逆算するのは難しいと思います（W4　P2.のワークシートを見せてしまったなら別ですが、このワークシートは計算のためで提出する必要はないはず）。

プライバシーのためにだけにAllowanceの数をあれこれ調整する必要は無いと思いますよ。

Withholdingで収めきれない税金がある場合、Estimated Taxを払う必要が出てくるかもしれませんが、Estimated Tax Paymentは4半期ごとに払わないと、場合によっては小額のペナルティーがかかることもあります。場合にもよりますが、払うべき税金は、Estimated Tax Paymentをするよりも、できるだけWithholdingで払いきってしまう方が面倒は少ないです。

もし、Allowancesのうんと数を上げる場合、W4にAdditional Withholdingを指定する欄があるので、そこにWitholdingしてもらいたい額を書いてしまうのも別策です。最終的にWithholding額が十分であれば、IRSはどんなAllowancesを使ったかは気にしないようです。