401Kからローンをするルール

まず最初に、ご自身の会社の４０１Kがローンを認めているかどうか調べる必要があります。４０１Kを始めたときに概要の書類を受け取られたと思いますが、それが見当たらない・古いので最近ルールが変わったかもしれないと思われる場合は、会社のHRで資料をもらえると思います。４０１Kが大手の証券会社を使っている場合、オンラインで資料にアクセスできるかもしれません。

ローンを許可しているプランでも、ローンの目的を制限している場合があります。（学資、自家の購入、医療費など）

普通、ローンの最高額も制限があります。ご自分の残高の全額を借りられるわけではありません。多くは「残高の５０％まで、または５万ドルまで、のうち、少ない方」というような制限がついています。

ローン期間は、５年くらいが普通だと思います。利率は普通、そのときのプライムレートを元に決められることが多いと思います。利息は自分で自分に対して払うことになります。この利息は普通、税金の控除の対象になりません。

あと注意しないといけないのは、ローンを借りている間は４０１Kに拠出できなくなるというルールを決めている会社もあるということです。また、ローン完済前に離職すると、残高を全部返済する必要があることがほとんどです。

ちなみに、うちの職場のリタイアメントプランからのローンの条件は、現在、不動産ローンなら５年から１０年まで、借りられる額は１０００ドルから５万ドルまで、（最高額は口座残高によって変わります、）利率は4.25%です。MIMIさんの場合、ローンが降りるまで、という短期目的のようですが、そのような短期のローンが可能かどうかも含めて、まずは４０１Kの担当者に相談してみられるとよいと思います。

自分の４０１Kからお金を借りる場合でも、ローンが認可されないといけないので、今日申しこめば明日お金が手に入るわけではありません。手続きをしている間にメインの住宅ローンが降りる可能性もあるでしょう。