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Student Loanのせいで結婚できない

Chee
最近、Student LoanのDefault率が上がってる、というニュースが出ていましたよね。
まあ、For Profit Collegesのケースが多いということでしたけれど。

普通のnon profit大学でも、私は正直、あそこまで高い学費に価値があるか、ちょっと考えてしまいます。
私は日本の4年制大学&大学院修士課程中退なんですけれど、アメリカで働いてそれほど困ったことはなかったです。アメリカの大学に行ったことないからわからないですが、日本の大学からアメリカの大学院に入った人の話を聞くと、学部生のレベルでいったら、日本は十分高いというのを聞きました。ただそこから先、研究なんかに力を入れたいなら、アメリカの方がずっといいと。

要するに、ごく普通の日本人でも英語がそこそこできれば、アメリカで普通の仕事はできるわけです。私は普通に新聞に出ていた募集記事に応募して、面接では日本でした仕事のリストや図面を持って行きました。誰も大学についてなんて聞きませんでした。そして、私のような若い移民は、安い給料で必死に働きます。笑
会社的には、こっちを採用したくなるんじゃない?
それに、歳をとればとるほど、大学なんかどうでもよくなり、何をやってきたかの方が重要になりますよね。

うちはまだちょっぴり私の無利子の教育ローンが残っていますが、夫のは返済し切りました。夫のは卒業したときの年度のせいかなんかで、金利が高かったんですよね。(90年代は8%とか9%とか)これがなくなったのは、ホッとしています。もう負担というほどには感じていません。その分貯蓄率も上がったし!

でも私たちよりもちょっと若い人たちは大きな負担になっている場合がたくさんありますね。。。

NYTより。
How Debt Can Destroy a Budding Relationship

31歳、X-ray technicianのアリソンさん、自分に$100K以上のStudent Loanが残っていることは知っていましたが、正確にいくらなのかは知りませんでした。というか、知りたくなかったので調べなかったんです。
ミニマムペイメントの月$1100を払い続け、結婚も近づいたある日、調べると、その額$170K。
3日で婚約解消されてしまった!彼氏にはLiar呼ばわりされて!
ガーン!
そんなことがあったら、私は立ち直れませんよ。(T T)

医学生のケリーさん、26歳。$250,000のStudent Loan。
ロンドンに留学していたときに知り合ったオーストリア人建築家の婚約者は、長期でみれば問題ないと言ってくれている。オーストリアではそんなに大学教育にお金がかからないから、彼にはStudent loanはない。
しかし、このアメリカン妻のローン返済のためにアメリカに渡れば、オーストリアでのビジネスを諦めないといけないかもしれないと。それにはケリーさんも心が痛む。
そして、彼女は「もし私が何かの理由で働けなくなったら?医療ミスで訴えられたら?子供ができて家にいたくなったら?」と心配する。
この記事で、ファイナンシャルプランナーは、離婚の際の債務まで説明しているけれどね。(汗)
お医者として成功して、彼のビジネスの夢もかなえられるように頑張るしかないでしょう。

もっと大変なのは、実は写真家になりたいX-ray technicianのアリソンさん。。。
今度彼氏ができたら、10回目くらいのデートで、借金のことを告白するそうです。
(><)

この現象って、不思議。
だってさ。普通、一生懸命勉強して、頭も良くてっていう人が子孫を残せるようにしていった方が良さそうじゃない? 生き物として。
今のアメリカの仕組みって、そうなっていない。

人間、ちょっと能天気な方の子孫を残すようにできているのかな?笑

子供が大学に入る頃までには、この流れが変わってきて欲しいわ。借金だらけの彼女連れてきたら嫌だもん。


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