やっぱりアメリカが好き

国を超えての移住って、本当に不安とストレスとの戦いです。
若さの勢いでとかっていうほどは若くはないし、家庭を持てば、保守的になってくるし。
あまり動きたくなくなってきます。

夫は、自分はもっと日本が好きだと思ったらしいんですよね。それでアメリカに馴染みつつある私に仕事を辞めさせてまで、日本に連れてきました。
仕事もまあまあ順調だし、安い日本の生活費のおかげで子供２人に恵まれ、予想外の円高のおかげでそこそこ貯金もできています。ボストンの生活ではこれは無理でした。

だから、日本ばんざ～い！って感じです。ところがね。夫は想像以上に日本に馴染めなかったと言うか、結局「外人」のままの暮らしなのよね。ダニエル・カール化しません。
私も最初の２年は、逆カルチャーショックみたいなのがあり、やっと慣れてきたところ。
でも相変わらず、外での付き合いは、外人（アジア系とも仲良し）、国際結婚家庭、在米経験のある日本人ばかり。
私もある意味、もう普通の日本人には戻れていないんですよね。。。アメリカかぶれってわけではないと思うのですがねえ。

子供の名前も英語名のみ。
家であまり和食も食べない。嫌いじゃないけれど、しょうゆ味ばかりだと飽きる。
日本のテレビ番組も観ない。話題についていけない。日本の政治にも興味がない。

こんな家族が日本に永住できるのか？
はっきり言おう。

できね～！

やはり私たちはアメリカに帰る方針にします。
日本には子供を産んで貯金するために来た、と割り切ります。

夫も決めたようです。New Year's resolutionは、帰国準備。
まだ、仕事のプロジェクトの関係でやりたいことがあるようなので、それが終わるまでは何もできませんし、またそれによっては、もうちょっといたい、などということになり兼ねませんが(汗）、一応本気で帰る方法を考えることにしたようです。
今年は仲間がリストラにあったりとか、厳しい状況もみてきたのでねえ。
中年外人が日本でリストラは致命的です。

そろそろいいタイミングなのかもしれません。不況も一度落ち着いてというか定着して、不動産も買い時になり、この状態でどうにかアメリカで基盤がつくれれば、そこからそれほど悪い方向に行くこともないでしょう。
アメリカの公共サービス、無償サービス、教会、節約テクを屈指し、「アメリカ極貧サバイバルマニュアル」みたいなブログに変化を遂げるかもしれません！笑

というわけで、

来年もよろしくお願いします。
よいお年を！