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待ってました!Housing Finance Reform!

Chee
もう皆さん、ニュースで聞いているとは思いますが、とうとうHousing Finance Reformの方針が発表されました。時間がかかるとは思いますが、やっと納得のいく動きが出てきてわくわくします。(わたし、変?)

Housing Finance Reform

Fannie, Freddieを縮小し、FHAは本来の役割に戻し、ちゃんと買える人が買い、買えない人の賃貸ももう少しaffordableにしようというような内容です。
NHKのまとめがわかりやすいです。
米政府系住宅金融機関 改革案

住宅金融システムがおかしなことになったのは、consumers, brokers, realtors, lenders, appraisers, investment banks, rating agenciesみんなが、自分の都合でちょっとずつ嘘つける仕組みになってしまったからなのよね。こことあそこでグルになってたりね。しかも、これに沿わなければいけませんっていうスタンダードが無くて、独自の曖昧な基準で判断していいことになっている部分もたくさんあった。
ちょっとずつの嘘も、全部を合わせると大きな嘘になってしまう。

いい加減なやり方でも、価格が上がり続けている時は、見て見ぬフリで来てしまったけれど、ズッコケたとたんに、めっちゃくちゃになってしまった。それなのに、どうせ政府に頼ればいいんじゃないの~?ってみんな無責任になってしまっている。

だからここでちょっと突き放し、自分で責任取らざるを得ない方向にもって行くのはいいと思います。
規制をつくるというよりも、もっとそれぞれの利害関係を把握して、基準を整え、政府に頼らず自然と自分たちでリスクを取りながら、ちゃんと儲かるビジネスしてくれるようにするのが、アメリカらしい解決策なのではないでしょうか。

さて。どうなりますかね?
まだ具体的なところはわかりませんけれど、融資基準は厳しくなるでしょう。
となれば、価格はそれに調整されてくる。
賃貸者は増えるでしょうけれど、誰にも無理の無いようにすることを目指しているようですからね。
政府が賃貸市場にどう介入してくるのかも見ものです。

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