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20%頭金ルール

Chee
この前、親戚の不動産屋に私たちみたいな条件でもすぐローンが組めるかどうかなどを聞いてみました。

すでにクレジットもあるし、税金もちゃんと納めているし、日本での仕事もアメリカの企業なのでそこは問題はないけれど、今はとにかく20%の頭金があるかどうかが重要という返事でした。

やはりすでにローンは組みづらくなっているのでしょうか?
家をご購入予定の皆さん、実感はいかがですか?

そんな中、とうとう20%頭金が無いといい金利でローンが組めないという法案が出てきました。

Washington Postから。
Federal regulators propose 20% down payment for best home mortgages

どうやら、「ロスが出た場合、銀行が5%は責任持ちなさい。それが嫌なら20%の頭金をちゃんと貰いなさい。」というルールになるらしいんですよね。
だから、銀行は20%の頭金が無い場合は、金利や手数料も高くしなくてはならなくなるということです。
これに対し、銀行は20%は厳しすぎる。せいぜい10%にしろ。と言っているようです。

こっちの記事によると、
Down payment proposal could make a mountain out of a mortgage

アメリカの住宅中間価格、$170Kの20%、$34000を平均的なアメリカ中間層の家庭が貯めるとしたら14年もかかってしまうそうな。

例えば高い方の都市だと、家の価格だってその倍以上なわけですよ。
仮に倍だとすると、$68000のキャッシュがいる。手数料もいる。買ってすぐに住める家ならいいけれど、大抵は多少修理もいるし、家具や家電も必要になる。
そうすると、現実的には$80000くらいがいっぺんに出て行く覚悟じゃないでしょうか。

すでにエクイティのある持ち家があったり、ダウンサイズする人はまだどうにかなるでしょうけれど、若い世代にはかなり厳しくなります。
いくら所得も高めの都市の人たちだって、出て行くほうも大きいですからねえ。そんなに現金出せる若い人はそれほどいないのではないでしょうか。

Boston Globeにも同じ内容の記事が出ていて、コメントも読んだのですが、やはり家の価格自体が下がるしかない、という意見が多いようです。

この前から目をつけているエリアの家も、この季節だというのにどんどん値下げしています。
我が家が東京でコツコツやってきたことが報われる時が来たのでしょうか!


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