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まだ下がる要素

Chee
ボストン周辺でも、ようやくどうにか家が買えそうな価格になってきました。他の州よりも早く、2005年後半くらいにピークが来て、他の州の2007年のピークの頃にはすでに熱が冷めていたボストン周辺ですが、法律のせいなのか、ダラダラと救済や調整が運ばれるようで、価格もダラダラと下がって行く感じです。

待っている身としてはイライラします。
ここに来てこんなニュースが!

Mass. foreclosure activity falls by 60 percent

ガビーン!さらに差押さえが1年前より60%も少なくなった!

と読み進めてみると、

"Another month of declining foreclosures is a sign that lenders have adopted a ‘go-slow’ approach to foreclosures," said Warren Group chief Timothy M. Warren Jr.

But he warned that the housing market’s sluggishness means the foreclosure crisis isn’t over. "There are likely more foreclosures in the pipeline, which will come to the surface in coming months," he said.

他のニュースの同じような内容の記事を読んでみると、どうやら去年の秋ごろに問題になった差押さえプロセスのせい(Robo-signers)で、しばらく「モラトリアム」状態になっていたらしいんですよね。それで3月のデータを去年と比較すると、今年の方が圧倒的に少ないということになってしまうと。
この傾向はボストンだけでなく、他の地域でも起きているようです。
ただ、今はだんだんまた差押さえが進み始めているところもあり、これから増えてくるだろうと。

というのは、結局Robo-sign問題は
Banks Are Off the Hook Again
にあるように、どうやら銀行の勝ちで済んでしまいそうだから。

さらには、
House votes to kill Obama mortgage plan
なんて、住宅ローン救済プログラムへの批判も高まっています。
これが終わるのを待ってから、差押さえを一気に進めようなんていう魂胆の銀行も多いようです。

これに加えて、この前話題にした20%頭金のこともあるし、もしかしたらMortgage interest tax deductionも財政建て直しのために無くすなんてことになるんじゃないか?なんて話も出てきています。

また、ガソリンや物価高騰が家計を圧迫しています。

まだ下がる要素満載でないですか?
でもまあ我が家としては、ずっと待つのも嫌なので、納得いくところまできたら買うつもりではいます。

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