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住宅市場ニュースの雰囲気が変わってきた。

Chee
最近の住宅市場に関するレポートで、どれも価格安定化の兆しが見えてきたようで、急にニュースの雰囲気が変わってきましたね。
例えばこれ。

WSJ.com
Home Prices Climb as Supply Dwindles 

全米の数字ですが、CoreLogicというデータ分析企業によると、前年の6月から2.5%価格が上がったそうです。第一四半期からは6%アップ。
これは2005年以来、最大の伸びだそうです。
一方、違う手法で算出しているFreddie Macによると、第二四半期は4.8%の伸びで、2004年以来最大とのこと。 

価格安定化に伴い、とうとうFreddie MacもFanny Maeも、第二四半期にそれぞれ$3billion,$2.7billionのプロフィットがあったようです。

そしてその価格安定の要因ですが、とにかく供給が少ないということ。そこに60年で最低の金利ですから、需要はあります。
 Zelman & Associatesというリサーチ企業は、今年の初めは1%価格が下がると予想していたのですが、今では今年は5%上がるとの再分析しなおしたとのこと。 

ではなぜ供給が少ないのか? 
-銀行の差し押さえプロセスが慎重になった。
-差し押さえを買う投資家が、フリップでなくて賃貸として抱えるようになってきている。
-新築が少ない。
-どうしても売らないといけない場合でない限り、売らないでタイミングを待っている人が多い。
-家の価値が借金より低くなってしまった人は売れない。 

これは、私たちのハウスハンティングの時の実感と一致しています。

この記事にWaltham, MAの例が出ていますが、もうすでに売り出し物件には複数のオファーが入るようです。
私たちはそこまで競争になる直前に買った感じがします。 

そこで、Zillowで自分ちのZestimateを見てみました。
正確ではないでしょうが、実際、銀行のappraisalとほぼ一致していましたし、目安としては使えます。

すると。。。

12%増! よっしゃ~!たった3ヶ月前と比較してですからね。 

ちなみに私たちが払った価格との差で言えば、22%です。
ここ3ヶ月の近隣の売買価格を見てみましたが、確かにそんな感じです。
家のアップデートに10%くらい予算を組んでありますが、もう元取れた気分になりました。
って住む前から。。。笑 

まあ夫とも言っているんですが、次の波にはあっさり乗ろうと。 

CoreLogicによると、5月の前年度の比較では、アメリカの100の都市のうち、71都市で上昇が見られたとのことです。 ただ、まだまだインベントリーが余って、調子の悪い州もあるようです。

 こちらの、CNNの記事
Real recovery in home prices not expected until spring
では、Fiserv-Case-Shiller home price indexの、全米20都市の価格変化予想が下の方に出ています。 

それぞれの都市で随分と違いますね。 

PhoenixやMiamiは今年は良かったものの、2014年までにはまた下がる傾向と予想されています。これはまだまだ差し押さえ物件が出てくるからでしょうか?
一方、San Francisco, Atlanta, Portlandなんかは今は停滞しているけれど、ここからかなり伸びるとの予想。 New York, Boston, Seattleなどもやはり安定して、上昇に転じる予想になっています。 

さてどうなるでしょうねえ~。

皆さんの地元ではどんな感じがしますか?


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