カリフォルニアでガソリン価格高騰！

カリフォルニア在住の皆さん、ガソリン価格高騰の折、いかがお過ごしでしょうか。

カリフォルニアは木曜日からガソリン価格高騰の話で持ちきり。何しろ、一夜にしてガロン30セント以上値上りしてしまったのだ！

州平均はガロン$4.61。北CAの私の周辺だとRegularがガロン$4.69から$5ちょっとあたり。南CAでは$5.30を越えるステーションもちらほらあるとか。

巷よりちょっと安めのCostcoのガソリン・ステーションは、列ができるほど混んでいるという。

ガロン4ドルを越えて皆が悲鳴を上げた時代を、今となっては懐かしく思い出している人達もいるかもしれない。

カリフォルニアは、環境保護の為にガソリンに他の州より厳しい基準を要求するので、ガソリンのRefinery・卸し市場は実質的に他州から隔離されている。

加えて、夏仕様と冬仕様のガソリンが存在し（これも環境保護規制）、年二回Refineryが夏・冬仕様をスイッチする時に、在庫が薄くなってゴタゴタする。今年はRefineryやパイプラインの事故・故障が続発し、この在庫薄問題が特に深刻化したというのが、業界側の説明。

冬仕様のガソリンが出回る11月1日には、価格は落ち着くはずで、先週からの高騰は一時的ものだろうと言われている。今のパニックが鎮まって在庫問題が落ち着けば、それ以前に価格が下がってくる可能性もある。

なので、カリフォルニアの住民の皆さん、もうしばらくの辛抱です。