FICO以外のすべてのスコアは、FICOからの連想でfake(偽物)をもじってFAKO(フェイコと発音するとフェイクに近い)と呼ばれます。クレジットスコアはFair Isaac社が作ったFICOが一番多く使われていますが、1社で独占状態でした。クレジットビューローがそれぞれ独自のスコア計算方法を採用し、FICOとは違う方法で算出するのがFAKOです。FAKOというスコアがあるのではなく、各社独自のスコアを総称してそう呼ぶようです。前のページの
VantageスコアもFAKOスコアの1つです。
これらのスコアはクレジットビューローが独自の計算していて、それぞれ範囲が違っています。クレジットビューローのウェブサイトで入手できるのはFICOスコアではなく、独自のスコアである場合が多く、この記事の執筆時点では例えばTransUnionのサイトから得られるスコアはEmpiricaスコアではなく、Vantageスコアのようです。
EquifaxのScore PowerというのはFICOスコアを提供するサービスの名前で、得られる数字はFICOスコアそのものです。注意したいのはFICOスコアはEquifaxだけのものではなく、例えばTransUnionのFICOスコアもあります。ただし、TransUnionのサイトから消費者が入手できるのはFICOスコアではありません。
各スコアの範囲
FICO | 300~850 |
Vantage | 501~990 |
Equifax | 300~850(FICOと同じ) |
TransUnion Emprica | 150~934 |
Experian | 330~830 |
どのスコアを入手するべきか
執筆時点では事実上、すべてのローン会社(銀行など)は住宅ローンなどで貸し付ける際にFICOスコアを参照します。Vantageスコアなどは使われていません。そのため、自分のスコアを確認するときは必ずFICOスコアを入手するようにしましょう。
FICOスコア入手先
MyFico.com Suze Ormanとタイアップしているサイト。
Equifax Score Power