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どこまで「学区」にこだわるか

Chee
アメリカで家を買うとき、誰もがschool districtをチェックしますよね。
たとえ子供がいなくても、それで家の価値が大きく左右されますから。

一般的には、共通試験のスコアが良くて、教育熱心な比較的裕福な家庭が多くて、資金も集まりやすいから設備も先生も良くて、生徒に対する先生の割合も多くて、いいプログラムが用意されていて。。。とかを「良い学区」と呼ぶようです。

「悪い学区」はこの反対です。

そりゃできれば良い方に入れたいですよね~。でも、この「良い学区」のために、家が数十万ドル高くなってしまうとしたら?固定資産税も全部高くなるってことですよ。
それでもこだわりますか? 

そんなに差が出るなら、その分、通う学校以外の教育活動に力を入れてもいいですし、何か他にできそうなことがたくさんありそうでしょう?
House Poorにならないで、進学費用をちゃんと用意し、いい家庭環境をつくるとか。^^

もちろん、去年は15人撃たれました、なんていうギャングだらけの学区とかは論外です。
あんまり勉強にやる気がない(貧困がそうさせている)ような子ばかりの学校も、考え物です。子供は周りから影響を受けやすいですからねえ。

まあ普通の住宅地だったら、ElementaryとMiddle Schoolくらいまでは評価がまあまあの学区はたくさんあるんですけれど、高校になると、評価がすごい分かれるんです。

夫も私も、安全で、普通に子供には大学進学を望んでいる家庭がほとんどで、ごくごく普通の学区だったらいいと思うんです。
夫によると、高校のテストスコアはあてにならないと。学校によっては、就職コース(大工の練習ばっかりやるクラス)があったりするから、それを含めてしまうと悪く見えるけれど、実際は進学コースもあって、そのクラスの子達はほとんど大学に入るから問題ない、と。
友達づきあいもそれによるから、進学コースの子が不良に影響されることもそれほどない、と。

でもボストン周辺を見ていると、私立には子供を送れないけれど、いい教育は与えたいと願う高学歴低収入が多いせいか(笑)、一部の「良い学区」の市に人気が集中する傾向があります。
冷静に外から見ると、何もそこまで。。。という感じなんですが、住んでいる人たちにとっては重大らしく、そこは譲れない!って人が多いのです。

別に「良い学区」に住んだからって、ハーバードに入れるわけじゃないですよね。笑

単なるカルトでしょうか?
それともそれでもこだわらないといけない理由があるのでしょうか?

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