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From the Land of Freedom Fries

Biomedical scientistのF Friesがお届けするブログ (ファイナンス関連の投稿を集めたダイジェスト版)

About

1992年以来アメリカに住んでいるbiomedical scientistです。夢は「車の要らない土地にリタイアすること」。アメリカでこれを実現させようとすると、必然的にニューヨークやサンフランシスコのような生活費の高い大都市に限定されてしまうので、果して可能なのかどうかわかりませんが、まあ、夢は大きい方がいい!? 最近その第一歩として、ちょっと積極的に投資をはじめたとたん、マーケットがクラッシュしました。近所に住んでいる世界一有名らしい投資家は「米国株式市場はそのうち回復する」と言ってくださっているので、その言葉を信じて耐えているこの頃です。
「From the Land of Freedom Fries」の著作権はF Friesに帰属します。 Copyright (c) 2008-2009 F Fries
F Fries 2009/2/5コメント: 0
Stimulus package(景気対策法案)の行く末がさかんに論議されるこの頃ですが、仕事柄いちばん気になるのが「NIHにどれだけのお金が来るのか」です。 地元の新聞に、当州選出の上院議員は医学研究費をこの法案に入れることに反対しているらしいという記事が載れば、すぐさま上院のサイトに行ってこの議員に文句メールを送り、学会経由で「現在上院ではNIHへの助成を10 billion(下院で可決され…
F Fries 2009/1/30コメント: 0
はじめて家を買って以来、ローンの利息が控除になることによって、毎年ある程度の税金が戻ってくるようになりました。しかし、投資サイトによれば、これは喜ぶべきことではないのだそうです。 つまり、確定申告をして戻って来るお金はもともと自分のお金、それが返って来るまでの間、国や自治体に無利子で(ここが大事!)貸していたことになります。こちらが払い損ねた税金には利息や罰金がかかることから考えてみても、国にタ…
F Fries 2009/1/25コメント: 0
先日某銀行系クレジットカード会社から郵便が来たので、何だろうと思って開いてみると、 じゃ〜ん! 「毎度当社のカードをご利用いただきありがとうございます。あなたのクレジットの利用状況を検討した結果、あなたの利用方法により適したクレジット額を設定させていただくことになりました。新しい限度額は上記の通りです。」 限度額が80パーセントほど下がりました。「80パーセントに下がった」の間違いではありません。…
F Fries 2009/1/22コメント: 0
オバマ政権の財務長官候補Tim GeithnerがIMF時代にself employment taxを払い損ねていたことが明るみに出て問題になっているけれど、今日のWahington Postの記事によると、Geithnerは何と、一般庶民と同じようにTurboTaxで税金を計算していたらしい。(記事はこちら) Self employment taxといえば、わたしもNIHのポスドク時代に聞いた話…
F Fries 2009/1/22コメント: 0
アメリカでの「お金の常識」をわかりやすく説明してくださったNobuさんのサイト、「目指せFI」が「FI Planning」としてリニューアルされました。それに伴って、うちのブログのファイナンス関係の記事とRSSフィードしていただけることになりました! FIとは元々、Financial Independence、つまり「生活のためにあくせく働く必要がない」状態を意味します。(少なくとも少し前までは)…
F Fries 2009/1/22コメント: 0
今日の新聞の広告を見てると、つくづく景気が悪いんだなあと実感した。 この時期、新聞の広告はクリスマス、じゃなかった、この国にはクリスチャンじゃない人もたくさんいるんだから「ホリデイ」ギフトの広告ばかりである。普段なら宝石だとか大型電化製品とか、そういう値の張るものの広告ばかりなのだが、今年はなんと大型雑貨店の広告に yahtzee 、 monopoly が登場した。どちらもコンピューターゲームです…
F Fries 2009/1/22コメント: 0
株に手を出したからには、いやでも市場の動きを追わざるをえない今日この頃です。 このところの市場の動きと政府の対応を見ていて真っ先に頭に浮かんだのは、交通事故で骨折、熱傷を負った重症患者の搬送されてきた救急室あるいはICU。 出血多量でとりあえず輸血したら、今度は腎機能低下が出て来て透析をはじめることになった。抗生物質をてんこ盛りで使っていれば肝機能も落ちてくる。手術をしようにも、家族、親族の意見…
F Fries 2009/1/22コメント: 0
大統領選挙に国中がはしゃぎ回って(これはどう見ても、はしゃいでいるとしか思えない。アメリカの大統領選というのは、要は四年に一回のお祭りなのだ。)いる間に、経済が大変なことになっている。さすがにここ二三日、オバマがペイリンを豚呼ばわりしたかどうか、などというしょうもない話題はニュースのトップから影をひそめ、代わりに「大恐慌」と言わんばかりの報道がひっきりなしに続けられている。(しかし、マスコミという…
F Fries 2009/1/22コメント: 0
シカゴの家を売らなくてはいけないことが決定して以来、ここ一年ほど、地元の不動産屋のメール配信で「最近の不動産マーケット情報」みたいなものを受け取っていた。自分の家の住所とサイズを登録すれば、似たようなサイズの家がこの一ヶ月間、何軒、どんな値段で売れたか、毎月メールで送られてくるというサービスである。ようやく自分の家が売れたから、うちも今月分の統計に載るだろうと思って見てみたら… 載ってなかった。…
F Fries 2009/1/22コメント: 0
アメリカで家を買う(分譲マンションも含めて)と、その事実は郡(カウンティ)の役所に記録される。その記録は公の文書で、役所に行けば誰でも自由に閲覧できることになっている。そして、これがいかにもアメリカ的だと思うのだが、その記録は地元の新聞に載るのだ。 アメリカの新聞は、基本的に「地方紙」である。世界に名立たる大新聞、ニューヨーク・タイムスにせよ、ワシントン・ポストにせよ、地方紙としての性格は残って…