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jinmeiの資産運用日記

jinmeiがお届けするブログ (ファイナンス関連の投稿を集めたダイジェスト版)

自己紹介:

2002年に資産運用デビュー、2007年末からアメリカ在住で、複雑な金融関連の制度と自己責任環境に対抗するため、そして仕組みや理由を理解せずに行動するのが嫌いな性格ゆえに、ときどき思い出したかのように(または必要に迫られて)調べ物をしてはブログで公開しています。紆余曲折しながらようやく自分のスタイルがわかってきた気がしていますが、いまも勉強不足を痛感する毎日です。
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jinmei 2014/9/1コメント: 0
資産配分大改善計画の続き。ここでは、前編では省いた細かい考察やデータの出典などを補足している。 基本方針 まず、この先10年超くらいを想定したリスク許容度を考える。その際、よくある正規分布型の価格変動モデルでの分散(または標準偏差)値を定義とするリスクだけではなく、大型かつ複数年にわたる大恐慌的な価格下落の可能性も考慮する。 次に、保有予定資産をリスク・リターンの特性別に大分類し、それぞれのクラ…
jinmei 2014/9/1コメント: 0
アメリカ国内ニュースの情報源としてちょくちょく聞くようにしているNPR Hourly Newscastで、複雑なアメリカの税制を見直すというニュースが流れていた。 We’ll make it easier, quicker, and less expensive for you to file a return so that April 15th is not a date that is…
jinmei 2014/9/1コメント: 0
1ヶ月以上にわたって研究と準備を着々と進め、ついに華々しくUS tax return(確定申告)デビュー!という予定だったのだが、いよいよ提出か、という段になってとんでもない問題がある(かもしれない)ことが発覚。連邦税の法律まで読んで調べて、大体何とかなりそうという感触は得たものの、素人判断だけで進めるのは危険そう、ということで、泣く泣く税理士のアドバイスをあおぐ方針に変更。といってもいまさら新規…
jinmei 2014/9/1コメント: 0
実は今年の確定申告で恐れていたことの一つが、Underpayment of Estimated Tax Penaltyを課せられるのではないかということだった。毎回の給与からはfederal, stateともに源泉徴収のような形で税金が天引きされていたが、これ以外にも利子・配当・印税とかいった所得があり、しかも日本と違ってこれらは所得発生時に税金が源泉徴収されることがない。最終的な確定申告の段階で…
jinmei 2014/9/1コメント: 0
AMT(Alternative Minimum Tax)は、所得の多い人向けに、控除可能項目を減らして実質増税するというシステム。Foreign Tax Credit(FTC)について書いたエントリでも簡単に触れた。 某知人からは「シリコンバレー勤めの普通のエンジニアの給与水準ならまず間違いなくAMTが課せられる」と聞いていたし、webでちょっと検索してみたところでもかなり多くの人が対象になるよう…
jinmei 2014/9/1コメント: 0
引き続きアメリカでの申告(本格)デビューを果たすべく奮闘中。ここでは、日本に資産を残しつつアメリカで生活している人にとって重要だと思われるForeign Tax Credit(外国税額控除)についての学習結果をまとめる。 今回の教訓は以下の2点: AMTを課されない限りForeign Tax Creditの”simplified limitation”のことは忘れてよい AMTを課されている場合…
jinmei 2014/9/1コメント: 0
確定申告の季節になり、アメリカでの申告(本格)デビューを果たすべく奮闘中。たださえ「敵地」でわからないことだらけのうえに、日本と比べてもえらく税制が複雑で、調べたり人(専門家を含む)に聞いたりして、ようやく仕組みがわかってきた。ということで、自分の理解を整理するために、日本の場合と比較して、税負担がどの程度で、名目の給料に対して手取りがどの程度になるのかを計算してみた(3/17追記: 州税の計算式…