最近は購入していませんが、米国政府が発行する個人向け国債のSavings Bondは以前は魅力的な貯蓄方法でした。I-Bondと呼ばれる、インフレに連動した利回りがつくSavings Bondは固定利率+インフレ率で利率が決まります。新規発行の固定利率は半年ごとに改定され、新しい利回りは毎年、5月と11月に決まります。一旦購入すると、その後は固定利率は変わりません。インフレ率は過去半年のインフレ率…
Nobuのブログ
サイト管理者Nobuがお届けする、ファイナンスとアメリカ生活に関する気ままなブログ。
Nobu
2009/4/27コメント: 0
オバマ大統領の景気刺激策をまとめたとき、Making Work Payは毎回の給与から引かれる税額が少し変わるだけなので、景気刺激効果があるか疑問を投げかけました。減税額は毎回の給与のうちせいぜい数十ドル程度なので、その効果を実感することができないと書きました。しかし、もしかしたら実感できないことこそ、狙いだったのかもしれません。
ブログの「額面の高いお札は使いづらい?」で小額の紙幣ほどすぐに使い…
Nobu
2009/4/22コメント: 0
私はいつも確定申告(Tax Return)が終わって税金が戻ってきたタイミングでRoth IRAに拠出することにしています。税金はずいぶん前に戻ってきていたのですが、昨日までRoth IRAへの拠出を行いませんでした。いつもは新たに拠出するタイミングでポートフォリオ全体の分配率を見直しているのですが、どうもこれだけ落ち込んでいる状況で、今までどおりの割合でお金を出すのが本当に正しいのか、判断に迷っ…
Nobu
2009/4/17コメント: 1
昨日、4月15日はアメリカの確定申告の期限でした。ギリギリで提出した人もいるでしょう。オバマ大統領も提出はギリギリだったようですが(サインした日付は4/12)、さっそく、公開されています。
Tax History
以前にすでに書いていますがオバマ大統領とバイデン副大統領は過去の確定申告も含めて公開していて、興味深いことが分かります。
今回、面白いなと思ったのは確定申告に記入する職業です。オバマ大統…
Nobu
2009/4/15コメント: 0
カリフォルニアのヨセミテ国立公園は壮大な自然の中にあります。1日観光で行くとヨセミテ滝をヨセミテバレーを中心とするヨセミテバレーしか見ることが出来ませんが、時間があれば南のMariposa Groveから北のTuolumne Meadowsまで、広大な森林で自然に触れることが出来ます。
山火事の役割
この広大な森林を通り抜ける時に、ところどころ山火事の後が目に付きます。私が始めてヨセミテに行った当…
Nobu
2009/4/13コメント: 0
Annuityとは?
Annuityは日本語では個人年金と呼ばれ、一種の保険商品です。生命保険の逆だと思うと分かりやすいでしょう。生命保険は少しずつ保険料としてお金を払っていき、死亡したときにまとめて(大抵は高額の)保険金が支払われます。Annuityは最初にまとめてお金を払い込み、自分が死亡するまで定期的に少しずつお金をもらうことができるものです。
個人年金という表現は非常に的を得ているもので、…
Nobu
2009/4/9コメント: 1
ファイナンスの知識が十分でない場合、誰を信じてアドバイスを求めたらよいでしょうか?例えばファンドを買うとき、自分に十分に知識がないと感じてアドバイザーに助言を求める人もいるでしょう。ところがそのアドバイザーの助言が適切なものか、どうやったら判断できるのでしょう?
Wired Visionのニュースによると、人は「専門家」に話を聞くと無条件にアドバイスを受け入れてしまう傾向があるそうです。
専門家の…
Nobu
2009/4/8コメント: 5
通勤時間が長いので、車の中ではいつもポッドキャストを聴いています。英語のものも日本語のものも両方聴くのですが、その中でも日本経済新聞の朝刊のニュースを配信している聴く日経は主な経済ニュースをまとめて聴けるのでほぼ、毎日聴いていました。
ところが4月1日のポッドキャストだけ、いつもの音楽からスタートしません!なんと、無料配信は3月31日で終了し、これからは有料配信に切り替えるとの事。車の中で「まさか…
Nobu
2009/4/2コメント: 0
掲示板の投稿にもあった、Mark-to-Marketという言葉が今日、ニュースでも使われていました。FASB(
The Financial Accounting Standards Board )が企業会計で厳しいMark-to-Marketの基準を緩和して、金融機関のバランスシートが改善するというニュースです。
時価会計適用基準を緩和へ 米の審議会、透明性に懸念も 朝日新聞
FASB eas…
Nobu
2009/4/2コメント: 1
昨年実施された$600の小切手による還付や、今年実施される$400の手取り額増加による減税では経済浮揚効果が薄く、せっかくの減税が貯蓄に回ってしまうだけと指摘されている。新しく発表された政策では、減税効果をできるだけ消費に回すよう、減税措置が以下のように変更された。
還付額は$400から一気に$40,000に引き上げる
しかし、予算は限られているので、もらえるのは100人に一人とする。
誰がもら…