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jinmei
2019/4/2コメント: 0
以前のblogに書いた通り、筆者の勤め先の401(k)プランは普通の会社員が期待できるものとしては「最強レベル」だと思うのだが、それゆえの複雑な仕掛けがいろいろと含まれていることもあり、筆者は2017, 18年ともかなり大きな失敗をしてしまった。2017年分は概ね手間の問題だけだったのだが、2018年度分については金銭的にもかなり手痛い失敗であった。そこで、今年(以降)こそはそのような失敗をしな…
Max Hata
2019/4/16コメント: 0
Section 250のFDII財務省規則案が急に公表されたので、またそっちに移り気してしまってるけど、FDIIは、法人税率引き下げ、即時償却、と並んで今回の税制改正で導入された納税者よりの規定のひとつ。それらのグディーズに対し、GILTI、BEAT、163(j)、Anti-Hybridという反納税者規定があり、もうひとつ本来は目玉商品だったはずのテリトリアル課税の恩典は限りなく透明に近いブルー、…
Max Hata
2019/3/8コメント: 0
BEATに戻る!って宣言してから早一カ月。日本からの米国投資も引き続き盛んで、いろんな投資やM&A絡みの話しで24/7米国法人税と格闘しながらもそろそろBEATのポスティングでもと思い立った矢先、お雛祭りの興奮冷めやらぬ3月4日に財務省からGILTI控除とFDII控除の双方規定しているSection 250に係わる財務省規則案が公表された。今回は177ページ。最近は財務省規則が200ページ…
jinmei
2020/2/21コメント: 0
以前のblogで、AMT適用になった年の申告で州所得税の還付を受けると翌年二重課税になり兼ねないという問題について考えた。このblogを書いた2017年春の申告(2016年分)は結局還付が出なかったため、そこでの心配も無用であったのだが、2018年春の申告(2017年分)では、AMTとitemized deductionと州所得税還付という条件が揃ってしまい、今回(2018年分)の申告で改めてこ…
jinmei
2019/2/19コメント: 0
先程、2018年分の確定申告(Tax Return)の書類をe-fileした。筆者は、申告ソフトの分野では定番といわれる某Turb○Taxのひどいアコギぶりに嫌気がさして2010年からTaxActに乗り換えて以降ずっと愛用してきたのだが、今回ついにTaxActとも決別し、FreeTaxUSAに乗り換えることにした。結論から言えば、(少なくとも初期のTaxActをよかったと思う人になら)FreeT…
Max Hata
2019/2/2コメント: 0
グローバルウォーミング・地球温暖化にはいろんな懐疑論もあったりして、悲しいことに米国税務とサブカルチャーの一部にしか知見のない僕個人は、一体何を信じていいのか合理的な推測すらできない。なんで科学的な話しはできないんだけど、体感的は話しとして、比較的温暖だった今年のニューヨークの冬は今週いきなり寒くなった。シカゴとかデトロイトのある中西部では体感温度マイナス50度(摂氏)とか報道され、これは南極より…
Max Hata
2019/1/22コメント: 0
前回のポスティングでは、「CFC株式税務簿価の調整選択時の金額制限」にかかわる最終規則を詰めた。しつこいけど、これもCFC合算という新しい概念を起因とする歪にかかわる調整規則。この題材では昨日あれだけ書いたから、もういいかな、と思う反面、余りにDeepな世界なので、ついつい考え続けてしまう。NYCは週末雪という予報が出ていたので、外にも行けない環境を逆手に、家でミルクティーでも飲みながら考え続けよ…
Max Hata
2019/1/20コメント: 0
今回も昨日最終化された留保所得一括課税の財務省規則の続き。前回は規則案からの変更点のうち、興味深いものに関していくつか触れた。中でも個人的にはCFC株式譲渡時のみなし配当原資の考え方はかなり面白いと感じると同時に、財務省のルール策定時の「アーティスティック」な側面を垣間見たような気がした。最近の財務省規則には、法文を文字通り読んだ解釈から逸脱するような方向性が散見される。昨日触れた米国内パートナー…
Max Hata
2019/1/19コメント: 0
この超バタバタ(いつも)の中、財務省は去年の8月に公表していた留保所得一括課税にかかわる財務省規則案を最終化し、米国時間今日(1月15日)午後に公表した。規則案は249ページだったけど、最終規則は305ページ。ページ数で競ってる訳じゃないけど、最終規則は50ページ強増強されていることになる。チョッとオサライだけど、留保所得一括課税って、CFCとかの特定外国法人の2017年12月31日以前に開始する…
jinmei
2020/2/21コメント: 0
例年、正月に前年の収支を元に家計を見直して、ついでに資産運用状況も確認することにしている。昨年、渡米10周年を祝して(?)いろいろ統計データをまとめてblog化したのだが、その材料で2018年版も思ったより簡単にまとめられたので今年もblog化することにした…と思って書き始めたが、実際に書いてみるといろいろ気がつくことがあり、結局結構時間を取られてしまった。
運用資産全体の状況
2018年の運…